地方ほのぼの新聞
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<ジャニーズ問題と「田舎のプレスリー」>

 ジャニーズ創業者の人権問題がクローズアップされている。かねてから私は、芸能界もメデイアもジャニーズにジャックされていると思っていた。今回の問題発覚も、英国BBCの報道により、日本でも火がついたようである。日本は、明治維新も太平洋戦争後の体制変更も外からの力であった。ジャニーズ問題が、これからどのように展開するか定かでないが、芸能界、そして、兎角、忖度しがちなメデイアの改革を願うばかりである。

 話は変わるが、私は22年前にNPO法人を設立した。思いは、地域市民が各々の力を十分に発揮できる社会の仕組みを築けないかということであった。しかし歳を考え(79歳)、今年6月に引退したが(現在は顧問)、その夢はまだ抱いており、それは「田舎のプレスリー」を(吉幾三主演、青森五所川原を拠点とした平和な村での、恋と騒動を描いた映画)、多数、誕生させることであった。そこで、このような意味を込めた自作ミュージカルを、同法人設立20周年記念として、コロナ禍の直前(2019年11月)、某ホールにて無料で公演した。下記URLはその第三幕のフイナーレである。最後に一幕から三幕までの要点を話す場面があるので、私の長年の思いをご理解して下されば幸いである。
(下記をコピーしてurlに貼り付けご覧ください)

https://www.youtube.com/watch?v=1sW-KNX6Yos&t=55s

2023/09/11
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純と愛

 題記NHK朝の連続ドラマを妻と観ている。時間帯が丁度朝食時と重なるからである。妻と違って、私はいつも、この朝のドラマを余り真剣に観ていない。今回もそうであった。番組が始まった頃は、純(女性)と愛(イトシと読み男性)の関係が、何か現実離れしていて興味がなかった。しかし妻の解説に連れられ、だんだんと観るようになった。妻は以前から次のように私に言っていた。
「このドラマは、男性も女性も関係がなく、自分のいいところを伸ばしなさい、ということかしら、そして、世の中は複雑であるから、みんなのため、また純粋なことを一生懸命やってもうまくいかないことが多い、しかしそれでもみんなのため、また純粋なことは大切であり、それをやり続けなさい、ということよ」と、まあ、このようなことであった。そこで最近は妻の解説に納得し、題記を私も数少ないテレビ視聴の一つにしている。そういえば、私が今のNPO法人を設立した時、当初は「余計なことをしてくれた」と思っていた妻が、やがて私の思いが解かってきたのか、私に「お父さん、このNPO法人は、市民が社会の担い手にならないと駄目、ということを訴えているのね」と言ってくれた。妻の解説に、私は今も助かっている。

 上記ドラマのテーマソングの歌詞に「信じていればきっと伝わる」というフレーズがある。私はNPO法人設立以来、真の男女共同参画社会の実現を訴えている。このタテ構造の社会の中では、今の行政の看板の一つである男女共同参画社会の実現は、お題目だけに思えるからだ。しかし私が、このような社会の実現として確信している方法論がある。この方法論、果たして題記ドラマのテーマソングのように、信じていればきっと伝わるだろうか。H.U

(本記事はfacebookの私のウオールにも掲載しました)

2013/03/08
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