地方ほのぼの新聞
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<墓参りと小さな旅>

 昨日、義父母の墓参りに日帰りで行った。場所は静岡県中伊豆。伊豆箱根鉄道の修善寺駅からタクシーで10分程度の所にある。
 義父は生前、私が妻の実家(東京都国立)に行くと「よく来たね」と歓迎してくれた。その義父が他界すると、妻が義母を約10年間、献身的な介護をし、私は妻をバックから支えた。しかし私も妻も、その頃の義父母の年頃になってきたためか、妻が言った。「お父さん、まだこうして小さな旅気分で墓参りが出来ることは幸せなことなのよね」と。確かに私もそう思う。
 復路では、三島市内を散策し、三島大社で諸々のことに手を合わせた。来月は私の郷里の山梨県勝沼に、私の父母の墓参りに行く予定である。
 この正月、一人娘夫婦に、私がもしもの時のことを伝えた。もはや心残りはない。これからは、NPO法人が抱く小さな夢を浮かべつつも、妻と小さな旅をし続けたい。HU

(写真は三島駅近くにある天然記念物名勝の楽寿園入口)

2025/01/22
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<一十百千万のお話し>

 先週の土曜日、歌声喫茶の司会者Xさんが、一十百千万のお話しをしてくれた。Xさんは八十歳前後、かっては私が同カルチャーの司会(コーデイネート)をしていたが、数年前から同氏が行ってくれるようになり、同氏も介護予防としてのこのボランテイアが生きがいになっているようである。そのXさんによると「健康でいられるには、一十百千万が大切」という。この意味は、一日に一善すなわち一つ以上良いことをしなさい、十人以上の人とお話をしなさい、百字以上書きなさい、千字以上読みなさい、一万歩以上歩きなさい、ということらしい。私はなるほどと思った。

 一昨日の健康体操には27名が参加した(添付写真)。このカルチャーは私がコーデイネーターをしている。私は、仕事としての介護事業を纏める傍ら、この健康体操の他、日本文化のしの笛、西洋文化の社交ダンスなども担当しているため、Xさんが言う一十百千万を実行する機会は多い。しかし、それでも、それを常に行えるとは限らない。そこでXさんのお話を契機に、更にこの実行に努め、NPO法人設立以来の夢、すなわち、小さなコミュニテイー連合体の普及により、市民一人ひとりが、社会の担い手になるコミュニテイー(社会)づくりの一助に貢献したい。H.U

2017/11/22
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『作品集 美の恵み...

撮影場所:
2024/10/28