6月13日(金)の予定 他(雑感)
(1)本日のカルチャーは男の日舞です。
(2)A土俵、B土俵の考え方を介護保険制度を例に書いてみます。この制度は法律によって制定されていますのでA土俵の制度です。しかしこの制度の利用者は、要介護を前提で制定されました。私はNPO法人設立時、その設立趣意書に「この制度には介護予防が入っていない」ということで、NPO法人の定款に介護予防として現在のような生涯学習を入れたのです。すると、やがて、介護保険制度に介護予防が加わりました。しかし介護予防は、私の発想では、B土俵で市民が知恵を出して頑張ればいい分野なのですが、法律のA土俵で行い始めたところに現在の複雑さがあります。しかも厚生労働省と文部科学省のタテ構造も問題を複雑にしており、ここでは全てを書ききれません。私の思いは法律(A土俵)を守りながら、B土俵を徐々に大きくし、法律に影響を与えていくことなのですが・・・。A土俵は人間の命に直接かかわること・・・、B土俵は人間の命に直接には関わらないこと・・・なのですが・・・。HU
<ある講演を聴いて>
先週の中頃、某NPO法人の知人から招待され、東京まで講演を聴きに行った。題して「終戦70周年を迎えて・・・日本の歩んだ道、これから歩む道」。講師は経済シンクタンクの草分けである矢野経済研究所特別顧問矢野弾先生。同氏は山一証券破綻やベルリンの壁崩壊など、日本と世界の主な流れを語ったあと、フランスの経済学者ピケティ主張する格差問題などにも触れながら、これからは次のような時代であると語った。「これからは心、感性、存在感の時代だ」「21世紀はアジアだ」「人口のことを考えれば、中国が経済大国になるのは当然」「日本は平和を追求する使命がある」、そして「日本はヒューマン資本主義を推進していくべきだ」として結んだ。全くごもっともであり、この中で私が特に勇気づけらえたのは、21世紀は心と感性と存在感の時代であるとの主張である。日本は経済規模では中国に負けるが、平和志向のヒューマン経済でその存在感を世界に示せ、ということであろう。私も、大病院、大企業が強い介護事業の中にあって、介護する人にも介護される人にも心と感性を大切にし、小さなNPO法人としての存在感を、地域の人達に発信していきたいと思う。H.U
(本記事はfacebookの私のウオールにも掲載しました)
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<正解のない問題>