地方ほのぼの新聞
生活人語
不定期更新

6月13日(金)の予定 他(雑感)

(1)本日のカルチャーは男の日舞です。

(2)A土俵、B土俵の考え方を介護保険制度を例に書いてみます。この制度は法律によって制定されていますのでA土俵の制度です。しかしこの制度の利用者は、要介護を前提で制定されました。私はNPO法人設立時、その設立趣意書に「この制度には介護予防が入っていない」ということで、NPO法人の定款に介護予防として現在のような生涯学習を入れたのです。すると、やがて、介護保険制度に介護予防が加わりました。しかし介護予防は、私の発想では、B土俵で市民が知恵を出して頑張ればいい分野なのですが、法律のA土俵で行い始めたところに現在の複雑さがあります。しかも厚生労働省と文部科学省のタテ構造も問題を複雑にしており、ここでは全てを書ききれません。私の思いは法律(A土俵)を守りながら、B土俵を徐々に大きくし、法律に影響を与えていくことなのですが・・・。A土俵は人間の命に直接かかわること・・・、B土俵は人間の命に直接には関わらないこと・・・なのですが・・・。HU

2025/06/13
トピック
個人ブログの記事を紹介

<都知事選で思う>

 都知事選で自民党が大敗した。私は政治的には無党派層の一人であるが、特定秘密保護法や共謀罪などの採決や、森友、加計問題などから、今の政権は、余りにも国民を馬鹿にしていると思っていた一人である。そこで、今回の東京都民の判断には大変満足している。新たに当選した、いわゆるチルドレンに、行政をチェックする力があるかは疑問には思うが、国政を担当している自民党もこれまで安部行政をチェックできなかったため、この行政と立法の関係は、これからも安倍国政と小池都政の両方で問われることになるだろう。

 話しは変わるが、私は添付ポスターに示した創発民主主義研究会を毎月1回行っている。創発民主主義はマサチューセッツ工科大学の伊藤穣一氏が、アリの社会を例に提唱している民主主義である。私はNPO法人設立以来、真の民主主義を求め、この創発民主主義を目指して活動しているが、同研究会を継続実施していて思うことは、我々市民の意識が大切であるということ。この意味から今回の都議選では、投票率が高かったことがこのような結果につながり、私は嬉しかった。しかしこの流れは、無党派層がいつまでも受け身であり続けるならば長くは続かないだろう。そこで無党派層が無党派層の論理を確立し、この論理で政治を変えていきたいものだ。そして、その一つの方法として、私は創発民主主義の考え方を、徐々にでもよいので、仲間と共に広めていきたい。H.U

2017/07/12
ほのぼの写真

撮影場所: