6月13日(金)の予定 他(雑感)
(1)本日のカルチャーは男の日舞です。
(2)A土俵、B土俵の考え方を介護保険制度を例に書いてみます。この制度は法律によって制定されていますのでA土俵の制度です。しかしこの制度の利用者は、要介護を前提で制定されました。私はNPO法人設立時、その設立趣意書に「この制度には介護予防が入っていない」ということで、NPO法人の定款に介護予防として現在のような生涯学習を入れたのです。すると、やがて、介護保険制度に介護予防が加わりました。しかし介護予防は、私の発想では、B土俵で市民が知恵を出して頑張ればいい分野なのですが、法律のA土俵で行い始めたところに現在の複雑さがあります。しかも厚生労働省と文部科学省のタテ構造も問題を複雑にしており、ここでは全てを書ききれません。私の思いは法律(A土俵)を守りながら、B土俵を徐々に大きくし、法律に影響を与えていくことなのですが・・・。A土俵は人間の命に直接かかわること・・・、B土俵は人間の命に直接には関わらないこと・・・なのですが・・・。HU
ITシステム
先週末、総合事業(介護保険法の要支援者に対する市のサービス)の説明会が行われ、最後に司会者より、医療と介護の連携システム(IT)について紹介された。私はその関連資料を見て思った。今回の介護保険法改定により地域包括ケアが推進され、ITシステムはそのツールとして開発されるようであるが、個人情報の保護や利権などが複雑にからむため、私にはこのシステムも開発されるだけで、また単にシステムを動かすだけで、何ら市民にはメリットが生じないような気がした。介護保険法の情報公表制度もそうであった。また、住民基本台帳ネットワーク(住基ネット)もそうであった。多分、マイナンバー制度もそうなるかもしれない。軽減税率のシステムも、コストパフオーマンス(費用対効果)を考えると無駄なような気がしてならない。これらの開発費や運営費を削減すれば、社会保障費をアップすることが出来、それが介護従事者の処遇改善や職場改善などに直結し、ひいては、介護離職(親の介護のために退職)を無くすことにもつながる筈であり、こうして全ては相互に関連しているといっていいだろう。そこでITシステムは、タテ構造の上からではなく、生活者目線で下から築いていく方が、生活者に役立つ良いシステムが出来るような気がする。そこで私は、そのようなITシステムのベースをつくり、その後は、リナックスOS(オペレーティングシステム)のように、若い人達が皆でそれを拡張していくようなムードづくりを、身体が許す限りしていきたい。H.U
(本記事はfacebookの私のウオールにも掲載しました)
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