地方ほのぼの新聞
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6月13日(金)の予定 他(雑感)

(1)本日のカルチャーは男の日舞です。

(2)A土俵、B土俵の考え方を介護保険制度を例に書いてみます。この制度は法律によって制定されていますのでA土俵の制度です。しかしこの制度の利用者は、要介護を前提で制定されました。私はNPO法人設立時、その設立趣意書に「この制度には介護予防が入っていない」ということで、NPO法人の定款に介護予防として現在のような生涯学習を入れたのです。すると、やがて、介護保険制度に介護予防が加わりました。しかし介護予防は、私の発想では、B土俵で市民が知恵を出して頑張ればいい分野なのですが、法律のA土俵で行い始めたところに現在の複雑さがあります。しかも厚生労働省と文部科学省のタテ構造も問題を複雑にしており、ここでは全てを書ききれません。私の思いは法律(A土俵)を守りながら、B土俵を徐々に大きくし、法律に影響を与えていくことなのですが・・・。A土俵は人間の命に直接かかわること・・・、B土俵は人間の命に直接には関わらないこと・・・なのですが・・・。HU

2025/06/13
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御嶽山噴火

 御嶽山の噴火で多数の犠牲者が出た。この山は、3000メートル級の山にしては比較的容易に登れるため、女性や中高年者にも人気があったらしい。美しい紅葉を見ていた登山者は、突然の異変に驚き、恐怖に陥ったことだろう。「何が起こるか分からない」「火山噴火、地震、豪雨被害等の予知、すなわち科学は完全ではない」、御岳山噴火は我々にこのようなことを教えてくれる。

 ところで今の政治は経済優先で、原発再稼働の方向にあるようだ。しかし今はまさに何が起こるか分からない。自然科学は上記のとおり。また社会科学も、大量の貨幣が世に洪水のように流れている今日(金融経済)、将来は何が起こるか分からない。そこで我々市民が、美しい紅葉を見て安心して幸せを感じるためには(自己実現)、限られた範囲で理論を展開する専門家の発想よりも、イデオロギーにこだわらず、生活者の立場で物事を総合的に考える我々素人の発想の方が面白いような気がする。ならば、ひょっとして、NPO法人設立以来、私が一貫して言い続けているA土俵、B土俵のコミュニテイー論(説明省略)も、意外と時代に合っているのかもしれない。H.U

(本記事はfacebookの私のウオールにも掲載しました)

2014/10/08
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