地方ほのぼの新聞
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6月13日(金)の予定 他(雑感)

(1)本日のカルチャーは男の日舞です。

(2)A土俵、B土俵の考え方を介護保険制度を例に書いてみます。この制度は法律によって制定されていますのでA土俵の制度です。しかしこの制度の利用者は、要介護を前提で制定されました。私はNPO法人設立時、その設立趣意書に「この制度には介護予防が入っていない」ということで、NPO法人の定款に介護予防として現在のような生涯学習を入れたのです。すると、やがて、介護保険制度に介護予防が加わりました。しかし介護予防は、私の発想では、B土俵で市民が知恵を出して頑張ればいい分野なのですが、法律のA土俵で行い始めたところに現在の複雑さがあります。しかも厚生労働省と文部科学省のタテ構造も問題を複雑にしており、ここでは全てを書ききれません。私の思いは法律(A土俵)を守りながら、B土俵を徐々に大きくし、法律に影響を与えていくことなのですが・・・。A土俵は人間の命に直接かかわること・・・、B土俵は人間の命に直接には関わらないこと・・・なのですが・・・。HU

2025/06/13
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或る本

 運よく「或る本」に巡り合った。それは「協力がつくる社会」。著者はハーバード大学ロースクール教授のヨハイ・ベンクラー氏、訳者は山形浩生氏、発行はNTT出版、価格は2400円。これまでは人間をアメと鞭、すなわち報酬と処罰により社会のシステムを構築してきたが、世界に君臨するコンピューターOSのリナックスの開発などを例に、「協力がつくる社会」もあるという。では、この協力を得るにはどうしたらいいのだろう。これはまさに、妻が私によく言う「お父さん、これからは一人勝ちしたら駄目ね」である。要は、目先の金銭面ばかりでなく、将来のことも考えたいろいろな要素も含めて、多くの人に少しでもメリットのあることを考え実行することらしい。そしてそれは、私が微力ながらもライフワークとして目指しているB土俵の強化のようでもある。話が長くなりそうなので今回は「或る本」の紹介で終わりたい。H.U

(本記事はfacebookの私のウオールにも掲載しました)

2013/05/23
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