地方ほのぼの新聞
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6月13日(金)の予定 他(雑感)

(1)本日のカルチャーは男の日舞です。

(2)A土俵、B土俵の考え方を介護保険制度を例に書いてみます。この制度は法律によって制定されていますのでA土俵の制度です。しかしこの制度の利用者は、要介護を前提で制定されました。私はNPO法人設立時、その設立趣意書に「この制度には介護予防が入っていない」ということで、NPO法人の定款に介護予防として現在のような生涯学習を入れたのです。すると、やがて、介護保険制度に介護予防が加わりました。しかし介護予防は、私の発想では、B土俵で市民が知恵を出して頑張ればいい分野なのですが、法律のA土俵で行い始めたところに現在の複雑さがあります。しかも厚生労働省と文部科学省のタテ構造も問題を複雑にしており、ここでは全てを書ききれません。私の思いは法律(A土俵)を守りながら、B土俵を徐々に大きくし、法律に影響を与えていくことなのですが・・・。A土俵は人間の命に直接かかわること・・・、B土俵は人間の命に直接には関わらないこと・・・なのですが・・・。HU

2025/06/13
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<或る講演会>

 先週の木曜日、添付の講演会に行った。その内容を私なりに解釈すると次のとおりである。①総務省が推進した平成の市町村合併は(大きなコミュニテイー化)、従来のコミュニテイーを壊してしまったため、これを後悔している総務省官僚もいる。②また厚労省が推進している中学校単位の地域包括ケア(これも一つの大きなコミュニテイー化)もうまく進んでいるとは思えない。③このようなことを前提に、平成の市町村合併により廃校となった小学校をベースにした千葉県柏市における小学校単位の活動は面白い。④そこで、これからは上に頼るのではなく、コミュニテイーが自立を図るようにするべきだ。⑤したがって、これからの教育は知識を得ることではなく、コミュニテイーの中で力を発揮し、これを纏める能力をつけることである。

 講演会の内容は、私が日頃考えているような内容であった。しかし小さなコミュニテイーの規模については、各々の地域の特色によって異なると思う。教授は小学校単位のコミュニテイーを小さなコミュニテイーとして紹介したが、地域に空き小学校が無い私は、空き家を活用したコミュニテイーカフエをベースに、同カフエの延長線上にある公民館も活用した小さなコミュニテイー連合体を考えている。いずれにしても、小さなコミュニテイーをたくさんつくることが大切なように思う。H.U

2017/12/20
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