（１）本日のカルチャーは男の日舞です。

（２）Ａ土俵、Ｂ土俵の考え方を介護保険制度を例に書いてみます。この制度は法律によって制定されていますのでＡ土俵の制度です。しかしこの制度の利用者は、要介護を前提で制定されました。私はＮＰＯ法人設立時、その設立趣意書に「この制度には介護予防が入っていない」ということで、ＮＰＯ法人の定款に介護予防として現在のような生涯学習を入れたのです。すると、やがて、介護保険制度に介護予防が加わりました。しかし介護予防は、私の発想では、Ｂ土俵で市民が知恵を出して頑張ればいい分野なのですが、法律のＡ土俵で行い始めたところに現在の複雑さがあります。しかも厚生労働省と文部科学省のタテ構造も問題を複雑にしており、ここでは全てを書ききれません。私の思いは法律（Ａ土俵）を守りながら、Ｂ土俵を徐々に大きくし、法律に影響を与えていくことなのですが・・・。Ａ土俵は人間の命に直接かかわること・・・、Ｂ土俵は人間の命に直接には関わらないこと・・・なのですが・・・。ＨＵ

　昨日の夕方６時頃、梅雨空の中、農園に行った。夏至が過ぎ、これから昼が短くなると思うとちょっと淋しい。１０坪程度の小さな畑であるが、ＮＰＯ法人を立ち上げた頃、或る思いを抱いて農地を借り今日に至っているが、隣の区画で近所のＸさんが何か作業をしていた。
「何をしているんですか？」
するとＸさんは顔を上げて答えた。
「ツルが伸び過ぎ、実が大きくならない、そこでツルを切っているんだよ！」
Ｘさんはスイカを作っており、昨年も素人とは思えないほど立派なスイカを作っていた。Ｘさんの話しによると栄養がツルや葉っぱにいってしまい、実が大きくならないという。このＸさんの作業が功を奏するか否か定かでないが、結果が楽しみだ。

　話しは変るが最近の政治には、行政改革や構造改革の話しが一切ない。そこで一体誰が、この複雑な社会のツルを切るのだろう。社会という畑に、立派な実（？）がなるかどうか心配だ。Ｈ．Ｕ

（本記事はｆａｃｅｂｏｏｋの私のウオールにも掲載しました）