地方ほのぼの新聞
生活人語
不定期更新

6月13日(金)の予定 他(雑感)

(1)本日のカルチャーは男の日舞です。

(2)A土俵、B土俵の考え方を介護保険制度を例に書いてみます。この制度は法律によって制定されていますのでA土俵の制度です。しかしこの制度の利用者は、要介護を前提で制定されました。私はNPO法人設立時、その設立趣意書に「この制度には介護予防が入っていない」ということで、NPO法人の定款に介護予防として現在のような生涯学習を入れたのです。すると、やがて、介護保険制度に介護予防が加わりました。しかし介護予防は、私の発想では、B土俵で市民が知恵を出して頑張ればいい分野なのですが、法律のA土俵で行い始めたところに現在の複雑さがあります。しかも厚生労働省と文部科学省のタテ構造も問題を複雑にしており、ここでは全てを書ききれません。私の思いは法律(A土俵)を守りながら、B土俵を徐々に大きくし、法律に影響を与えていくことなのですが・・・。A土俵は人間の命に直接かかわること・・・、B土俵は人間の命に直接には関わらないこと・・・なのですが・・・。HU

2025/06/13
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かわいい訪問者

 「ピンポーン」、先週末の出来事である。事務所(民家)玄関の呼び鈴が鳴ったので、玄関の隣にある事務室でパソコンを打っていた私は、操作を中断し玄関に出た。すると小さな男の子が家の中に入ってきた。奥からケアマネのYさんが出てきてビックリ。私が妻から聞いたことをYさんに話すと、Yさんは笑ってその子供を歓迎した。妻の話によると、その子供は以前、小雨の中、門の前で家の中に入れずしょんぼりと立っていたらしい。そこに通りかかった妻が「私の家の中で待っていたら」と声をかけたそうだ。そして子供(小1)に「となりのいえにいるよ」と紙に自分で書かせ、その子供の家の玄関の前に置き、石で飛ばないように固定しておいたらしい。このような訳で、その後、その子供は数回、学校帰りにランドセルを背負ったまま事務所を訪れるようになったとのこと。昔はこのように、子供と地域の大人達とのコミュニケーションがあったように思うが、今は家の構造も人間も閉鎖的になり、地域で子供達を見守ることが少なくなったように思える。昔には戻れないかもしれないが、経済、経済という世の中の風潮の中で皆が疲れ切り、やさしい人とのつながりが薄くなってしまったような気がする。このようなことを感じさせた、かわいい訪問者であった。H.U

(本記事はfacebookの私のウオールにも掲載しました)

2016/06/15
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