地方ほのぼの新聞
生活人語
不定期更新

6月10日(火)の予定 他(雑感)

(1)本日のカルチャーは日本舞踊です。

(2)米の価格問題から米を輸入すべきか否かが話題になっています。これらの問題に共通していえることですが、今の日本には総合的な戦略がないから、何もかも中途半端になってしまっていると思っています。私はNPO法人設立以来、大谷選手のように二刀流、すなわち聞きなれない言葉ですが、A土俵、B土俵という概念で、活動してきました。そこで今こそ、市民の力でこの概念を広げていきたいものです。米問題、外交問題など全てにおいて、日本の方針は世界に影響を与えると思います。機会をみて、時々具体的に書いていきたいと思います。HU

2025/06/10
トピック
個人ブログの記事を紹介

某公民館文化祭と義母との思い出

 去る土曜日と日曜日(10/22,23)、数あるカルチャーの中の書道教室が某公民館の文化祭に参加し、38名の会員が出展した。今年のテーマは「言の葉ときめき展」と称し(写真)、自らの心に響く言葉を素直に書いて表現することらしい。私が初日の昼頃、妻と共に観にいくと、インストラクターのXさんがある作品を紹介してくれた。その作品は、人生をしっかりと歩いてきた人のように思える素晴らしい作品であったが、その人は自分の作品を自分の作品とは思っていないとのことであった。

 私事で恐縮であるが、私は義母と約10年間共に暮らした。義母は施設に入っていたが、あることが契機となり、我が家で過ごすことになったのである。義母は要介護5の認知症であった。当初は落ち着きがなく、徘徊もして警察に捜索願いを出したこともある。しかし妻は、いつも身綺麗な洋服を着せ、一緒に買い物をし、近くの公園を散歩し、時には私も誘い喫茶店でお茶を飲むなど、日常生活を楽しませていた。すると、やがて昔のような顔つきになり、落ち着きも出てきて、徘徊もしなくなった。そしてよく笑うようにもなった。こうして義母は92歳で亡くなったが、妻の介護の下、悔いのない人生を終えたように思う。私もこれから何が起きようと、可能な限り今の活動をし続け、自らの能力を十分に発揮したいと思った某公民館の「言の葉ときめき展」と義母との懐かしい思い出であった。H.U

2016/11/02
ほのぼの写真

撮影場所: