地方ほのぼの新聞
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7月5日(土)の予定 他(雑感)

(1)本日のカルチャーは気功太極拳です。

(2)鹿児島の離島で地震が頻発しているようです。そこで思い出すのは東北大震災。あの時、私は、今日行う気功太極拳の会場である八木北小学校体育館の横の道を車で走っていました。私は車を停めました。目の前の電信柱の揺れが想像を絶し、あの電信柱が倒れて車に直撃したらと一瞬思いました。こうして今でも私は生きていますが、この地震での被害はその後のメデイアの報道の通り。津波、原発・・・。天災はどうしようもなく、しかし、この備えは官民揃って必要と思いつつも・・・。HU

2025/07/05
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<ひな祭り>

 3月3日はひな祭り。添付写真は、妻が嫁いできた時にもってきたおひな様である。以前はこのおひな様とともに、妻の母親(義母)が、長女(孫)に買ってくれた7段飾りのおひな様も、狭い部屋を更に狭くして、我が家の節句を賑わせてくれた。当時は、私が7段飾りの骨組みをすると、妻がおひな様を飾った。そしてひな祭りが終わると妻は、おひな様に、一年の無事を感謝し、手紙を書いた。「おひな様ありがとう」「○○ちゃん(長女)が幸せになりますように」などと。そして私は骨組みをたたんだ。その7段飾りのおひな様も、今は長女の家に飾られ、今我が家に残るのは添付のおひな様(写真)のみ。

 ここでひな祭りになると、思い出すことがある。それは生まれて間もなく亡くなった次女のこと。原因は明らかに院内感染と思われたが、会社時代の私には、病院を訴える勇気は無かった。しかし名前も付け、それなりの葬式もし、荼毘(だび)に付せる時、亡くなった次女の棺がゆっくりと動き出すと、長女が妻に聞いた。「○○ちゃん、何処に行くの?」と。すると妻は「天国に行くのよ」と答えた。すると長女は「天国って火の中にあるの?」と聞いた。その後のことは覚えていないが、娘と妻の、その問答だけは今でも忘れられない。
 何もなく平穏無事に暮らすことは難しいと思う。しかし、その時々の節目を大切にし、一生懸命に生きてきたことは、長女にもしっかりと伝わっているように親バカながら思う。あとは、残された人生を、最後まで自分達の足で歩き通せたら、幸せなのだが・・・。H.U

2017/03/08
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