（１）本日のカルチャーは男の日舞です。

（２）数日前、かって訪問介護事業のご利用者であったＴさんの家の前を久しぶりに通った。平屋の家であったが、２階建ての家を新築中であった。私は、Ｔさんを思い出し、懐かしく思った。実現出来るか否かは別として、あの頃の私の思いは、今でも変わっていないのだが・・・。ＨＵ

　仕事柄、ご利用者の訃報をよく聞く。先月末、Ａさんがお亡くなりになり、葬式も済んだ先週末、Ａさんの息子さんから電話があった。「父が生前に飲んでいた高カロリー栄養剤が大量に残っているので、欲しい人はいないか？」というような内容。私は、ご利用者Ｂさんの担当ケアマネを通じて、ご利用者Ｂさんの意向を聞いてみた。するとＢさんも、医者からこの栄養剤を摂ることを指示されているが、ほとんど飲んでおらず、大量に在庫があるとのこと。私が昨日のヘルパー会議でこのことを全ヘルパーに話すと、かってのご利用者Ｃさん（昨年他界）の担当ヘルパーが言った。「Ｃさんも飲んでいなかった」と。三氏とも高齢（８０歳以上）で、この栄養剤入手に医療保険を使っていた。

　医療と薬事の分離は、医療保険赤字対策の一つであった。しかし薬剤師はほとんど医師の指示どおりに薬を出しており、法律の目的を有効に果たしていないようである。このことは医療と介護でもそうだ。介護保険は医療と介護を分離し、これも医療保険赤字対策の一つであった。しかし今、介護と医療の連携強化が叫ばれ、医療グループの抱え込み問題が生じている。どうも我々は、当初の法律の目的を果たさないまま、その場限りの法律に翻弄されているような気がする。Ｈ．Ｕ

（本記事はｆａｃｅｂｏｏｋの私のウオールにも掲載しました）