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6月24日(火)の予定 他(雑感)

(1)本日のカルチャーは書道、物づくり、日舞です。

(2)事務所の玄関のドアが、急に閉まってしまい調子悪かったのですが、日曜日に娘の夫が日帰りで来て、部品を交換し修理してくれました。お陰で、静かに閉まります。業者はなかなか乗りきではなかったのですが、多分、面倒な割りにお金にならないからでしょう。何はともあれ、バタン、バタンと急に閉まるのが回避されて良かったです。何事も、周囲の人が出来ることを出来るようにする仕組みを創りたいものだが・・・。HU

2025/06/24
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道元禅師の歌

 日本の四季の美しさを詠んだ道元禅師の和歌に惹かれ、其の心を読み取ろうと調べている中で、『川端康成と禅』に出会いました。
ノーベル文学賞を受賞した小説家、川端康成の受賞記念講演「美しい日本の私」の冒頭は、道元禅師の本来の面目(本当の自己)を歌った和歌で始まります。そして、禅に関わる一休、良寛、明恵などを紹介し、「川端の文学の基底には禅が流れている」、更に、「道元の四季の歌も、本来の面目と題されておりますが、四季の美を歌いながら、実は強く禅に通じたものでしょう」とも語っています。
講演の最後に川端は、自らが「川端の作品は、道元禅師と同じ禅に通じたものなのである」という文章で締めくくっています。
美しい日本の自然と親しんだ川端康成の文学に尊いものを感じました。

春は花 夏ほととぎす
秋は月 冬雪さえて(冴えて) 冷し(すずし)かりけり

                  道元禅師の歌         三井明雪書

2012/06/17
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