地方ほのぼの新聞
生活人語
不定期更新

11月25日(月)の予定 他(雑感)

(1)本日のカルチャーは健康体操ですが、先生のご都合により、中止になりました。

(2)一昨日の土曜日、某音楽教室の発表会があり、私も20周年記念自作ミュージカルを公演
   したおおたかの森ホールで独唱をしてきた。歌った曲は「わすれな草をあなたに」と
   「ここに幸あれ」。自己評価は「まあまあ良かった」と思う。今、私のブログ「生活人 
   語」を時々更新しているが、上記ミュージカルでも訴えたように、「ここに幸あれ」を
   個人レベルと国家レベルで書いてシリーズの終わりとしたい。HU

2024/11/25
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Tさんとの別れ

 「リリリーン・・・」。数日前のこと、電話が鳴り、妻が受話器を取った。しかし「Tさんの奥さんからヨ」と言われて私に代わった。私は不吉な予感がした。案の定、それはTさんが亡くなったお知らせであった。Tさんは「気功太極拳」の会員で、昨秋から稽古を休んでいたが、数年前のNPO法人設立10周年記念ミュージカルでは、元気にエキストラとして出演して戴いた。「主人は、普通ならばとても考えられない舞台を経験させて戴き、大変感謝しておりました。早く治って、みんなとまたお会いしたいと・・・。しかし駄目でした」と涙声で話す奥さんの声に、私も声を詰まらせた。受話器を戻し、Youtubeでミュージカル「来夢来人」を観た。再生回数は8000回を超えていた。素人ミュージカルにしては結構多い方だろう。本ミュージカルは、観劇者が飽きないように、社交ダンス、フラダンス、日本舞踊など各種の踊りを組み込み、ストーリーを展開した。Tさんはこの社交ダンスのあと、エキストラの代表として登場し、舞台で使う椅子、黒板などの小道具類を、観客が観ているなかで配置しながら、相棒のエキストラと二人で会話をする。

「エキストラって何だ?」
「その他、大勢だよ」
「その他大勢?」
「俺も主役がしたいなあー主役が!」と続いたあと、Tさんは言う。
「でもさあ、このミュージカルは誰が主役か分からないよ、俺達エキストラも最後は結構光が当たるんだよ」。
こう言うTさんが、この時、ガンに侵されていたとは決して思えなかった。

 混迷する社会が続く。その原因の一つは、少数の、いわゆる一般的にいう主役が悪いような気がする。そこで多くのエキストラ(市民)が主役となって頑張れる社会にしたいものだ。それには、真の行政改革と規制緩和、そして何よりも選挙制度改革が必要であろう。本日はTさんのお通夜、明日は告別式。Tさんの冥福を祈るとともに、私もそのようなエキストラの一人として、エキストラに光が当たる日を目差し、微力ながら努力することをTさんにお約束をし、Tさんとお別れをしたい。H.U

(本記事はfacebookの私のウオールにも掲載しました)

2013/01/25
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『作品集 美の恵み...

撮影場所:
2024/10/28