11月25日(月)の予定 他(雑感)
(1)本日のカルチャーは健康体操ですが、先生のご都合により、中止になりました。
(2)一昨日の土曜日、某音楽教室の発表会があり、私も20周年記念自作ミュージカルを公演
したおおたかの森ホールで独唱をしてきた。歌った曲は「わすれな草をあなたに」と
「ここに幸あれ」。自己評価は「まあまあ良かった」と思う。今、私のブログ「生活人
語」を時々更新しているが、上記ミュージカルでも訴えたように、「ここに幸あれ」を
個人レベルと国家レベルで書いてシリーズの終わりとしたい。HU
東京家族
今話題の「東京家族」という山田洋次監督の作品を観た。小津安二郎監督の「東京物語」の現代版らしい。私の記憶によると、前作品では、東山千栄子扮する母親が亡くなるシーンはなかった。東京から故郷に戻ると、直ぐに亡くなったとの字幕が最後に流れたような気がする。しかし新作品では、東京に住む子供達が見守る中で、母親役の吉行和子が死を迎える。そして橋爪功扮する父親が遺骨を抱いて、美しい瀬戸内海の寒村に戻り、一人で余生を暮らすことを暗示して終わる。そこには地域のやさしい人達、すなわちコミュニテイーがあった。前作品も新作品も、両監督の才覚により、親子の微妙な心理を表現していたが、後者は更に、遠くの身内より近くの他人、すなわち地域コミュニテイーの大切さを訴えていたように私には思えた。
親が亡くなる場面はつらい。私の場合、実父と義父の死には、仕事の関係で間に合わなかった。しかし実母と義母の時は今でも鮮明に覚えている。実母の時、私は中嶋朋子扮する今回の映画の場面のように、三途の川を渡ろうとしている母の脚にそっと触った。そして同女優と同じように、「脚が、脚が、・・・」と、徐々に冷たくなっていく母の脚に涙が止まらなかった。認知症であった義母とは10年近く共に暮らし、妻の献身的な介護が今の私をつくったため、ピーピーと心臓の動きと思われる音が波動として計器に表示され、それが、義兄義姉が見守るなか、スーと一直線になって静かになった時を(死の瞬間)、今でも私は忘れられない。
NPO法人を設立し、今年は13年目になった。親はこうして亡くなってしまったが、私の夢は一歩一歩進んでいるように思う。それは、少子高齢化社会における家族の絆と地域コミュニテイーのこと。悔いのない死に方をするため、自分が今思う可能な限りのことをし、これからの余生を、地域の仲間たちと共に歩んでいきたい。H.U
(本記事はfacebookの私のウオールにも掲載しました)
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