地方ほのぼの新聞
生活人語
不定期更新

11月27日(水)の予定 他(雑感)

(1)本日のカルチャーはレクダンスです。

(2)生活人語を更新しました。難しい内容ですが、私がNPO法人を設立した動機などを
   シリーズで纏めておりますので、少しでもご理解して下されば幸いです。
   この「地方ほのぼの新聞」と称する独自SNSを始めた頃は、毎日、投稿しておりました
   が、やがて加齢と共に週に1回、そして随時と、投稿回数が減ってしまいました。
   しかし、まだ、こうして投稿できることに感謝しなければならないと思っています。HU
   

2024/11/27
トピック
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「わたしは貝になりたい」を観て

フランキー堺さんの「わたしは貝になりたい」を観たのは小学校の頃であったと思う。内容は全く覚えていないのに、主人公が絞首台へ続く階段を昇っていく最後の場面が今でも鮮明に心に焼き付いている。今まで観た映画の中でワーストワンに思えるくらい後味が悪く、幼い私にとってはただただ怖い映画だと思っていた。そんないやな映画をもう一度観ようと思ったのは、何故主人公が貝になりたかったかを知りたかったからである。昔のものとは違い、映像はカラーで自然描写もとても美しいものであったが、その意味がわかると一層、とても辛く楽しい気分で帰れるような映画ではなかった。ただただ家族を守る為だけに懸命に生活をしている、どちらかといえば弱い立場の人が時代の大きなうねりの中で翻弄され、理不尽な理由で戦争責任を負わされる。彼は、自らが戦争を始めたわけではなく、捕虜を殺す意思など全くなかった一人の善良な庶民。今過去の戦争について様々な意見がでている。しかし誰が悪かろうと戦争というものは残酷であり、一番痛い目にあうのはその場から逃げることの出来ない一般庶民であることは間違いない。人間は最低限、自分の意思で物事を決め、自分の納得のいくかたちで責任を取れる世の中であって欲しい。そのためには、世の中の動向を見据えていかなくてはいけないと痛感させられた映画であった。若い人達も是非観てほしい映画である。

2009/01/15
ほのぼの写真

『作品集 美の恵み...

撮影場所:
2024/10/28