地方ほのぼの新聞
生活人語
不定期更新

11月27日(水)の予定 他(雑感)

(1)本日のカルチャーはレクダンスです。

(2)生活人語を更新しました。難しい内容ですが、私がNPO法人を設立した動機などを
   シリーズで纏めておりますので、少しでもご理解して下されば幸いです。
   この「地方ほのぼの新聞」と称する独自SNSを始めた頃は、毎日、投稿しておりました
   が、やがて加齢と共に週に1回、そして随時と、投稿回数が減ってしまいました。
   しかし、まだ、こうして投稿できることに感謝しなければならないと思っています。HU
   

2024/11/27
トピック
個人ブログの記事を紹介

凧(たこ)はどうなった?

 元旦に娘の家族と江戸川の土手に凧揚げに行った。娘の夫が新しく買った凧を組み立てると、娘がそれを揚げようと試みた。しかしなかなか揚がらない。そこで私が、程よく吹く風にのせて揚げると、凧のヒモはどんどんと長くなり、ヒモの先端の取っ手部分までほどけた。私も子供のころ凧揚げをよくしたが、このように高く揚げたことはなかった。私がその凧のヒモを娘に渡すと、娘は下の孫(6歳の女の子)と一緒に取っ手を持ち、凧をあや吊り、楽しみ始めた。そこで私は、去年買ったらしい古い凧を、上の孫(9歳の男の子)と一緒に揚げたが、その凧の高さは、先ほどの凧の高さよりも遥かに低かった。しばらくすると、娘が突然「わー、大変!」と叫んだ。取っ手に結んでいたヒモがほどけ、凧が飛んでいってしまったのである。しかしヒモの先端が高い木の枝にひっかかり、その凧は気持ちよさそうに単独で泳ぎ続けた。下の孫がそれを見て泣いている。娘が土手から降り、凧のヒモを探し始めた。すると農家の主婦らしい人が出てきた。風が止めば自然に落ちてくるので、その時、(携帯)電話で連絡してくれるとのことであった。正月三日の朝食時、私が「凧はどうなった?」と娘に聞くと、娘は「農家の人から連絡があり取りにいったが、破れてしまって、もう使えない」と答えた。娘はその日に東京に帰った。

 賑やかであった正月休みが終わり、上記のことを振り返ってみると、古い凧より遥かに高く揚がり破れてしまった新しい凧が、この混迷する時代における「経済成長至上主義」のように思えてきた。地球環境や格差社会などを考えると、その行く先が心配だ。H.U

(本記事はfacebookの私のウオールにも掲載しました)

2016/01/13
ほのぼの写真

『作品集 美の恵み...

撮影場所:
2024/10/28