地方ほのぼの新聞
生活人語
不定期更新

11月27日(水)の予定 他(雑感)

(1)本日のカルチャーはレクダンスです。

(2)生活人語を更新しました。難しい内容ですが、私がNPO法人を設立した動機などを
   シリーズで纏めておりますので、少しでもご理解して下されば幸いです。
   この「地方ほのぼの新聞」と称する独自SNSを始めた頃は、毎日、投稿しておりました
   が、やがて加齢と共に週に1回、そして随時と、投稿回数が減ってしまいました。
   しかし、まだ、こうして投稿できることに感謝しなければならないと思っています。HU
   

2024/11/27
トピック
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「終戦の日」雑感

北京で平和の祭典が開催中だというのにロシア紛争が… オリンピックにしろ、国威掲揚の陰で、犠牲を強いられるのは、決まって罪もない庶民なのが何ともやりきれない。 アメリカのドキュメンタリー映画の中で、イラク戦争推進派の有力議員たちが、「あなたの息子さんを戦地に送れますか?」と、マイケルムーア監督に質問され、誰一人として答えず、足早に去って行った場面を思い浮かべた。 8年前、仕事で中国の大連に行き、時間が余った折、タクシーの運転手に「どこでもいいから名所に案内して」と、頼んだら、皮肉にも迷わず戦争資料館に向かったのには驚いた。 そこで見た日本軍の非人道的な写真の数々… 大虐殺のあった南京は、恨みが未だ消えず、危険だから入らないほうがいい、と言われ、予定を中止した事と併せ、敵も味方もない戦争の残虐性、愚かしさに胸を衝かれた。
私は娘たちが小中学生の頃に広島の原爆ドームを見せ、鳥取在住時には、東京から遊びに来た友人達を何度か車で案内している。 今は江戸川台発の原水爆禁止の平和行進に参加すること位が、せめてものレジスタンスであるが…
昨年訪れたオランダ・アムステルダムのフリータイムには「アンネの日記」の隠れ家を訪ね、知りうる限りの時代背景と家族の心境に思いを馳せた。 同じナチスの迫害にあったテレジン収容所で描いた子供たちの絵画展を、以前、東京で見たことがあるが、同居の大人たちは、身の危険をおかしてまで、看守の部屋から紙切れやペンを盗み、セーターの袖口をほどいて、毛糸を絵の材料として与えたのだった。。。ユダヤ人は、生活に困り、身の回りの物を次々と売るはめに陥った時、一番最後まで残すのは本だという。 子供の将来を考える教育熱心さは抜群で、ノーベル賞の受賞者が多いのも故ありき、である。 アルゼンチンの諺には「人は一生のうちに一人の子どもと一本の樹と、そして一冊の本を残さなければならない」という示唆に富んだものがある。 今の日本人が誇れる国民性は何なのだろうか… かつて、中華料理を食べ、日本の(貞淑な)妻をもらい、フランスに住むのが理想、と言われた時代があったが、諸国の名誉も地に落ちたと言わざるを得ない。 欧米化もいいけれど、長いものに巻かれず、肝心な時には、いい意味での発信力をしっかり身に付けなければ、と、先行き不安に思うこの頃である。。

2008/08/16
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『作品集 美の恵み...

撮影場所:
2024/10/28