11月23日(土)の予定 他(雑感)
(1)本日のカルチャーはありません。
(2)大谷選手がMVPに輝きました。そのコメント「チーム全体のメンンバーで貰ったもの
」とのコメントが素晴らしい。私も、社会全体のことを考えてNPO活動しているが、
その考え方をなかなか普及させられない自らの無力さが悲しい。HU
原発と衆議院選挙
衆議院選挙の公示を前に、脱原発(卒原発)をキャッチフレーズにした立候補者が増えてきた。しかしこれは、以前の民主党のマニフエストのように、大風呂敷を広げ、選挙に勝てば何とかなるという発想のように思えて仕方ない。そこで、脱原発を叫ぶのもいいが、その前のステップとして、身近な問題をまず採り上げ、具体的にその解決を図っていかなければならないだろう。その時、その解決を図るために壁となっているのが、行政のタテ組織であり、政官財癒着の原発コミュニテイーである。従って、これを崩さない限り、脱原発は無理だと私は思う。つまり脱原発の前に筋の通ったコミュニテイー論を確立することであり、タテ組織を崩す脱官僚である。この脱官僚は全政党が共通な筈。我々有権者もそうだ。
そこで私の場合は生涯学習と介護に関して、この硬直したタテ組織を何とかしたいと奮闘している。このような分野の他にも、切り口は一杯あると思う。子育て、雇用、教育・・・。これらの切り口から、行政の在り方を問い、知恵を出し、四方八方から攻めていくのだ。こうすれば日本のタテ組織は徐々に変わっていくと思う。
また私の例で恐縮であるが、私は仕事柄、生涯学習については公民館(文科省)、福祉会館(厚労省)、センター(総務省)、介護については社会福祉協議会(社会福祉法)、地域包括支援センター(介護保険法)など、二重行政を許している複雑な行政組織や法律と関わっている。そして、これらの組織や法律の在り方を、恐れ多くも自ら考え、その方向性を地方議員にぶつけている。これら一歩一歩の改革が、市民の幸せづくりに役立つと思っているからだ。そしてその結果は、原発の在り方も変えると思っているからだ。心ある官僚の中には、このような私の考え方に理解を示す人もいるだろう。しかし、一部の議員を含めたタテ型コミュニテイーがこれを拒んでいる。従って今回の選挙の各立候補者が、大きな声で、脱原発、卒原発、段階的脱原発などと、言葉遊びによって多くの仲間(偽善コミュニテイー)を集めようとしても、空しく思えるばかり。ポーズだけの立候補者もいるから尚更だ。これでは、大騒ぎして選挙が終わっても、現実の政治は何も変わらないだろう。いや、言葉遊びを続けた偽善コミュニテイーが、原発推進コミュニテイーに負け、日本は今よりもっと悪くなるかもしれない。
もはや政党など関係がない。国会議員も地方議員も一般市民も関係がない。要は、真面目にこの社会を考え、問題点を他人事にせず、お互いに知恵(コミュニテイー論の確立)を出し、問題の解決に向かって主体的に動く人達が、どの位この日本にいるかである。そして、この硬直した行政組織に甘んじ易いメデイアが、そのような知恵や人達に対して、どのように対処するかである。もはや、我々市民が、政治を議員任せにせず、日本の将来を自ら真剣に考えないと、我々の子供や孫たちが可哀そうだ。H.U
(本記事はfacebookの私のウオールにも掲載しました)
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