地方ほのぼの新聞
生活人語
不定期更新

11月26日(火)の予定 他(雑感)

(1)本日のカルチャーは日舞、物づくり、です。

(2)健康体操の先生が転んで怪我をしたとのこと。私は毎週木曜日、松戸にある
   社交ダンスの教室に通っているが、その先生も転んで怪我をしたとのこと。私も80歳
   を過ぎ、転びやすくなったような気がする。日々の生活で十分に気を付けたい。HU

2024/11/26
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映画好き

 昨日はゆうゆう大学の卒業式だった。ジャズコンサートの後、旅の打ち合わせや食事会を済ませて、一人馳せ参じたのは映画館。謳い文句の“数奇な人生”に引き込まれて、感慨深く見ごたえのある3時間(弱)だった。
 アカデミー賞も間近! 好みの候補4作品を前に「お金と暇を惜しまないで!」と、内なる血が騒ぎ立てる。今日がタイムリミットのものを含め、数日中にきっと見て終うだろう、との確信犯!の私である。
 戦後初めて見た洋画は、文部省推薦の「小鹿物語」で(グレゴリー・ペック主演)スクリーンの美しい夢の世界に陶酔させられたのが原点かも? 3本立ての映画館に入り浸っていた高校時代には、新聞社主催「二十四の瞳」の座談会に駆り出されたり、「『ここより永遠に』を観て」が、何かに載った記憶も… 業界人になった次女の恩恵で、今もって切れない縁は深まるばかりだ。
 ジャック・ペラン監督のフランス映画「WATARIDORI」は、生まれたての鳥たちにスタッフが摺り込みを行い、小型飛行機を仲間と思わせて、飛行撮影に成功した画期的な作品だったが、皇室試写会とあって、緊張と好奇心が交差するひとときを、家族や友人たちと楽しむことができた。
 今は亡きM氏ばりに、「いやぁ~映画ってホントに面白い!!」 
好きな社会派受賞作、ドキュメンタリー、メロドラマや歴史大作などに偏りがちにはなるが、視覚に訴える心の機微や、未知の文化に刺激と感銘を受け、学ぶことの何と多かったことか・・・ そして、主人公達と一緒に世界を旅し、人間ドラマに感動せずにはいられない、愛すべきほの暗い空間・・・
 11年前、Y新聞の就職欄“Ladies! Be anbitious”で、我が子の知られざる一面に触れ、驚いたことがあった。「4歳の時に観た『メリーポピンズ』で映画に目覚め、映画のそばにいたい!という気持ちを持ち続けて、決して諦めなかった…」と。げに恐ろしきは遺伝子と4つ子の魂?? 
 とは言え、配給会社の一見華やかな仕事の裏には、洋画のタイトルは、国内向けに一人30位の題案など、広告の一語一句にも神経をすり減らす厳しい現実があるようだ。興行成績にしのぎを削る宣伝活動の幅は広く、過労の連続! 子育てには、周囲の協力が欠かせない。
 普段は男っぽい娘でも、担当作品がアカデミー賞最多タイ記録に輝いた時や、初日のお客様が劇場の周りを何重にも取り巻く光景を見ると、涙が止まらないと言う。努力の結果が予期せぬ大ヒットで報われた時なども、きっと格別の喜びに違いない。
 目下、私は、ミュージカルの公演に向けて、演技力不足を嘆きつつ、素人作品を完成させる大変さを仲間と実感中… そのせいか、映画という素晴らしい総合芸術が市場に出るまでの、夥しい人々が全知全霊を傾けてのチャレンジ!汗と涙の現場に、より深く想いを馳せられるような気がしている。。
 映画好きの母娘は、これからも銀幕のスター達に(実像との落差にがっかりさせられたとしても)胸をときめかせ、学び、ずっと寄り添っていく気持ちに変わりはないだろう。
 夕方からの愉しみは2本の話題作! 張り切って出かけることにしよう♪♪

2009/02/20
ほのぼの写真

『作品集 美の恵み...

撮影場所:
2024/10/28