11月25日(月)の予定 他(雑感)
(1)本日のカルチャーは健康体操ですが、先生のご都合により、中止になりました。
(2)一昨日の土曜日、某音楽教室の発表会があり、私も20周年記念自作ミュージカルを公演
したおおたかの森ホールで独唱をしてきた。歌った曲は「わすれな草をあなたに」と
「ここに幸あれ」。自己評価は「まあまあ良かった」と思う。今、私のブログ「生活人
語」を時々更新しているが、上記ミュージカルでも訴えたように、「ここに幸あれ」を
個人レベルと国家レベルで書いてシリーズの終わりとしたい。HU
漢字は日本語である
『新潮日本語漢字辞典』
いままで無かった!
日本語の漢字のための初の本格辞典に出合いました。
新潮社創立110周年記念出版として、2007年に刊行した辞典を紹介します。私はいま、日本語で用いる漢字・熟語の大宝庫であるこの辞典にすっかり虜になっています。
編集の代表 小駒勝美氏に賛辞を送りたい気持ちです。
<刊行のことば>
漢字は、中国からきました。いまからおよそ一五〇〇年前のことといわれています。以来、日本人は、日本語のなかに漢字を取りこみ、中国とはまったく異なる柔軟・多様な漢字の文化を育ててきました。
しかし、これまで、その「日本語としての漢字」を知るための辞書はありませんでした。漢和辞典のほとんどが、古代の中国語を日本で学ぶための辞書でした。したがって、日本で育った漢字の字形、意味、熟語などを引こうとしても、載っていないということがしばしばあったのです。
『新潮日本語漢字辞典』は、そこを解決しました。これはまさに画期的な、「日本からきた漢字」の辞典です。日々の暮らしの中で、漢字を読み書きするときの頼もしい味方であることはもちろん、漢字の世界の楽しさ、面白さをも十分に味わっていただける辞典です。
ご愛用を心からお願いいたします。
平成十九年七月 新潮社
<漢和辞典とここが違う!>
これまでの漢和辞典は、「漢文」を読むためにつくられてきた。
『新潮日本語漢字辞典』は、日本語の文章を読み書きするための、初めての本格的な「漢字辞典」としてつくられた。
■熟語に、東風、浴衣、秋刀魚、寄せ鍋なども■熟語のすべてを五十音順で引ける熟語索引
熟語の数は4万7000。それらのすべてを五十音順で引ける熟語索引を収載。索引だけで、どう書くのかも即座にわかる。音訓索引、総画索引も見やすく引きやすく設計した。
■日常生活で目にする漢字を幅広く収録
見出し字総数、15,375字。常用漢字、人名用漢字、表外漢字字体表の漢字をすべて収録。JIS漢字は第1から第4水準まで収録し、JISコードも併記 した。さらに、これまでの漢和辞典にはほとんど収録されることがなかった日本で生まれた略字、異体字の類も多数収録した。
■日本の漢字に特有の背景や環境も説明
それぞれの字の参考欄で、字形が紛らわしい場合はその注意点を、意味の似た字がある場合はその使い分けを説明するほか、常用漢字、人名用漢字、JIS漢字など、戦後の日本の漢字政策等の変遷も記した。
東風(こち)、浴衣(ゆかた)、秋刀魚(さんま)などの熟字訓、秋桜(コスモス)、硝子(ガラス)、倫敦(ロンドン)などの外来語、稲妻(いなずま)、最中(もなか)、蒲鉾(かまぼこ)などの訓読語、鰻登り(うなぎのぼり)、木漏れ日(こもれび)、寄せ鍋(よせなべ)など送り仮名を含んだ熟語等、日本語独特の読み方、書き方をする言葉をふんだんに収録した。これまでの漢和辞典に収録されていた漢文を読むための熟語は、日本語で使われるものに限って収録した。
■用例は日本の近代文学、現代文学から
それぞれの漢字や熟語が、実際に使われた例は、明治、大正、昭和の日本文学を中心として採集し、夏目漱石、森 外から現代の作家に至る名文をたっぷりと引用した。これまでの漢和辞典は、中国の古典からの引用が大半だった。
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