<鵜の岬にて思う>
数日前、妻と一泊二日の小さな旅をした。茨城県・鵜の岬である。宿泊は、簡保の宿として以前から高人気の国民宿舎(現在は県立)。写真は、同宿舎の部屋からの眺めで、天気にも恵まれ、兎角マンネリ化しがちな日頃の生活を払拭する旅にすることが出来た。
目的地にはJRで行くことにしたが、日立駅近くで「やはり」と思う大きな看板を見た。○○重工の看板である。私が以前勤めていた会社の主力工場の敷地に建てられているようで、私もメデイアの報道で何となく知っていた。私たちはこの駅で途中下車し、昼食を済ませると、タクシーで、この看板がある場所近くに行った。その時のタクシー運転手の話しによると、これからは火力の時代ではないと考えたトップが、工場幹部とは相談せず、極秘で事業移管を進めたらしい。当然といえば当然だが、地域の住民もびっくりしたようだ。
ところで私は二十数年前、これからの時代を考えたNPO法人を設立したが、私の場合は、地域の人達の生きがいづくりによる、より良い社会づくりへの貢献。上記のトップダウン方式も必要だが、ボトムアップも大事で、要はそのバランス。この6月に代表を退任したが、身体が許す限り、ボトムアップの方法を考え続けたい。
<平昌オリンピック>
平昌オリンピックの開会式をテレビで観た。寒そうな会場であったが、平和をテーマにした素晴らしい内容であった。しかしこのような見事な開会式を観るにつけ、現実の政治は、平和志向とは全く逆の方向に進んでいるように思えて仕方ない。そしてこの原因は、それぞれの国の指導者に原因があるのは確かなようである。そこで、核の脅威の中に住む我々市民にあっては、我々市民が、五輪のマークのようにお互いに手を取り合わなければ、この地球は、国に関係なく滅びてしまい、オリンピックどころではないと思った平昌オリンピックの開会式であった。H.U
- 2019/04/03
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